青い影

昨日は、エリック・クラプトンジョージ・ハリソンのコンサートについて書きました。

過去に何度かエリック・クラプトンの来日公演を見に行っています。
2011年のスティーブ・ウィンウッド(昔のスティーヴィー・ウィンウッドの方がしっくりきます)とのジョイント・コンサートは、ブラインドフェイスの再演といった感じで良かったです。

でも一番、印象に残ったのは1981年の来日公演。
このツアーでは、キーボードとして、元プロコムハルムのゲイリー・ブルッカーが同行していました。
そして、コンサートの中ほどで、エリック・クラプトンが一旦引っ込んで、ゲイリー・ブルッカーがオルガンの弾き語りでプロコムハルムの名曲「青い影」を演ったのです。
この曲は、オルガンの旋律とゲイリー・ブルッカーのソウルフルな歌声が聴きどころなので、ほとんどレコードの再現に近かったです。

昨日も書きましたが、洋楽にはオクテだったので、学生の頃は、青い影という曲名は知っていたのですが、曲自体は聴いたことがなくて・・・
それが、池袋の喫茶店にあったジューク・ボックスにこの青い影が入っていたのです。
で、かけてみたらとても素晴らしい曲で、その後もその喫茶店に行くたびに聴いた思い出があります。
(当時、日本盤のレコードは廃盤でした)

そんなわけで、この名曲がエリック・クラプトンのコンサートで聴けるとは思っていなかったので、凄く感激したのですが・・・一緒に行った奴は、なんで私が感激しているのか?不思議そうでした。
会場にいた聴衆も、半分ぐらいが、何この曲?といった感じでした

その後、この曲が弾きたくて、コルグのオルガンCX-3を購入して、一生懸命練習した記憶があります。
もちろん、オルガンはおろかキーボードなんて、ほとんど弾いたことは無かったので、そんなに上手くはなりませんでしたが、それほどこの青い影は大好きな曲です。

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プロコムハルム「A Whiter Shade Of pale (青い影)」輸入盤