時間の進み方

今日も暑かったですね・・・帰宅してエアコンを点けたら、ついボーッとしてしまいました。
そうしたら、NHKの「チコちゃんに叱られる!」で、歳をとると1年間が早く過ぎるのは、トキメキを感じなくなるからだと言っていました。

確かに、そういった一面はあるかと思うのですが・・・個人的には、ちょっと違うような気がします。
番組では、検証として・・・「昨日、何をしたか?」等の質問をしていましたが・・・時間の長さを感じるのには、この質問のように、後から思い出して感じるものと・・・・その時点で、自分が感じるものの二つがあるように思います。

例えば、何もすることが無い場合・・・その時点では、凄く長く感じられるのに、後から思い出してみると、そんなに長く感じられません。
逆に、やらなければならない事が多い時など・・・その時点では、もうこんな時間と驚いたりするように、時間の経過は早く感じられますが・・・後から思い出すと、長い時間だったように思えます。

だから、子供の頃は、新しく覚えないければならない事の連続なので・・・その時は、あっという間に1日が過ぎてしまっても、後から考えると、時間の経過が遅かったように思うのではないでしょうか?
そういった意味では、トキメキを感じるというのも、ちょっと関連しているかもしれません。

それから、自分に関連する事と、関係が薄い事でも、時間の経過に対して受ける印象が違うような気がします。
例えば、久しぶりに友人の子を見たら、その成長の早さに驚いたなんて事があると思います。

歳をとると、自分とあまり関係のない事柄が増えて・・・当然ながら、久しぶりにそういう事柄に触れる機会も増えるので・・・その度に、あれからそんなに時間が経ったのか?なんて・・・時間が経ったのが早く感じる事が増えるのではないでしょうか?
子供の頃は、周りの世界が狭くて、大抵の事柄は、その変化をしょっちゅう認識していたので、いつの間に?なんて思う事は少なかったのでしょう。

という事で、大人は、既に知っている事が多く、自分の世界が広がっているという事で・・・あながち、時間が早く過ぎたように感じるのは、悪い事では無いように思います。