ビートルズの映画

昨年は、アレコレあって大変でしたが、今年は、もっと落ち着いた一年になりたいと思っています。
そんな訳で、とりあえず、3が日はのんびり過ごそうかな?と思っています。

今日も、午後に母の面会に行った以外は、ボケっと過ごしました。
特に、年末に録画しておいた、「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK」を視たら、とても興味深かったです。

実は、大晦日に放映されたのですが・・・テレビ番組欄を見て、この映画の題名を見つけて、慌てて録画のタイマーをセットしたのです。

内容的には、ビートルズのコンサートの状況に焦点を当てていたのですが・・・ビートルズの登場が社会現象だったのが良く判りました。
当然のことながら、それまでは、ビートルズほど多くの観衆を集められるミュージシャンは存在しなかったので、警備体制や会場の設備なんかが、全く追い付いていなかったようです。

スタジアムをコンサート会場にしたのも、ビートルズが初めてだったのですが・・・大観衆の歓声で演奏は、誰にも聞こえず・・・4人の動く姿を見に来ているだけだったとか・・・演奏後は、囚人車に乗せられて会場を後にしていたとか・・・結局、4人はコンサートに嫌気がさして、スタジオでのレコーディングに集中するようになったそうです。

そういえば、PA設備というものは、ビートルズの日本公演で、武道館に導入されたのが、世界初めてだという事を聞いた事があります。
4人は、演奏が観客にはっきり聴こえるので、慌てて練習しなおしたという噂も・・・
あと、日本の警察が、ファンを押さえる時、手荒にならないように、初めて白い手袋を着用したとかいう話も聞いたことがあります。

この映画を観て、初めて知ったのが・・・当時は、アメリカ南部のコンサート会場は、白人と黒人が一緒に観れなかったのに・・・イギリス出身で、差別意識がないビートルズの4人が、観客を区別するところでは演奏しない、と主張したため・・・南部のコンサート会場が次々と、黒人も白人も一緒に観れるようになったという話・・・ビートルズが、当時の公民権運動に、大きな役割を果たしようで・・・いかに、大きな影響力があったのか、判りました。

イメージ 1
「Live at the BBC」 ザ・ビートルズ 東芝EMI
先日、ネットオークションで落札した100枚500円のうちの1枚
BBCのラジオ・セッションをまとめたもの

こちらも、100枚500円の中に入っていた1枚
ジョージ・マーティンと息子のジャイルズが新たに録音テープから選曲編集した1枚