お泊りデイ

昨日は、特別養護老人ホームから連絡があり、母の入所が許可された事を書きました。
現在の、老人保健施設も居られる期間に限りがあるので、今後の居場所が決まったのは良かったです。

今日、母の面会のために老人保健施設へ行き、特別養護老人ホームへFAXで送って貰った医師の意見書を受け取りました。
ちなみに、文書の発行料金は¥3,240・・・・未だお金も払っていないうちに、よくFAXで送ってくれたなぁ、と感謝しました。

その後、母のいる部屋へ行き、特別養護老人ホームが決まった事を告げたのですが・・・あまり興味を示しません・・・散々私が心配していて、肩の荷が下りた感じがしたのに・・・でも、家の近くだよと言ったら、少し嬉しそうにしていました。

丁度、同室の方に面会に来ていた人がいて・・・やはり、入所期限が迫っているのに、特別養護老人ホームは見つからず・・・次は、別の老人保健施設に行くと言っていました。
なんでも、そこは今の施設に来る前に居たところだそうで・・・また、そこで入所期限がきたら今の施設に戻ってくるつもりだそうです。

さて、今度行く特別養護老人ホームの料金は高めで、有料老人ホームより少し安い程度・・・経済的には厳しいのですが、背に腹は代えられません。

そういえば、特別養護老人ホームは入所待ちで入れず、有料老人ホームの料金は高くて払えないという人が増えているため・・・「お泊りデイ」と呼ばれる無届有料老人ホームが増えているという記事がありました。
なんでも、通常は昼間に老人を預かるデイサービスなのですが・・・夜になっても、そのまま居られるそうです。
料金は、一か月あたり10万円程度で・・・中には、何年も家に帰っていない老人もいるとか。

デイサービスとしては小規模な普通の民家を改造した所が多いそうで・・・もちろん、ベッドなど設備は整っていなく、和室にみんなで雑魚寝して、所持品は段ボール箱に入れて積み重ねてあるそうです。
かなり環境は劣悪ですが・・・年金しか収入が無く、行き先の無い老人にとっては、そこしか選択肢が無いとか・・・
ちなみに、行政でも、お泊りデイの存在は把握しているようですが・・・必要悪として見逃している感じだそうです。

こんな話を聞くと、多少料金は高くても、特別養護老人ホームに入れる事は、恵まれていると感謝しなければいけませんね。