延命措置

昨日は、脳梗塞で入院している母が、次に老人保健施設に行けるようになった事を書きました。
とりあえず、3か月は在宅を目指してリハビリをする事になります。

先日、貰った説明書を読んで、必要な書類を書いているのですが・・・ちょっと面倒ですが、文句を言ってはいれません。

ここで、改めて、老人保健施設と病院の違いを認識したのは、介護保険の適用と医療保険の適用の違いです。
老人保健施設に入所している間は介護保険の適用を受けているので、医療保険を併用して受ける事はできないそうです。

例えば、入所期間中に医療機関を受診するのには、申請して許可を得なければならない事など・・・
薬も、事前に期間分を用意する必要があるそうです。

また、入所中、体調が悪くなって入院するような事があれば、退所しなければなりません。
なんか、縦割り行政といった感じで・・・もうちょっと融通を利かせてくれても良いのに、と思ってしまいました。

そんな中、入所中に急変した場合の対処について書く個所があって・・・延命措置を希望するか?という質問がありました。
なんでも、家族に連絡を取れないほど急な場合、職員が判断するためだそうです。

今まで、延命措置をどうするか?なんて、母と話した事など無かったので、どうしようか?と思ってしまいました。
もし自分だったら、延命措置なんか要らない、と思うのですけど・・・
息子としては、母には延命措置をしてでも、生きて貰いたいところ。

そこで、思い出したのが、昔、臓器提供意思表示カードが登場した時の事・・・
私は、真っ先にカードに署名したのですが、母は、脳死とはいえ生きているうちに臓器を切り取られるのは嫌だと言って、署名しなかったのです。

そのことから、今回も、母は、生きているうちには生命を放棄したくは無いだろうと思い、延命措置を希望する方を選びました。