昨日は、松江について書きました。
水郷と呼ばれていて、父の故郷の佐原と似ている感じがする街です。
あと、小泉八雲に見られるように、ちょっと神秘的な感じがする街でもあります。
そういえば、近くには日本を代表するパワースポットである出雲大社があります。
はじめて、松江に行ったのは、確か1991年の夏でした。
松江でも1泊して、印象的な宍道湖の夕日を見ることができました。
翌朝は、仕事に行く前に松江の街を散歩したのですが、その街の雰囲気がすごく気に入りました。
そして、午前中で仕事が終わったので、土地の人が勧めてくれた出雲大社へ行ったのです。
出雲大社へはJRに乗って行ったのですが・・・大社駅という古い駅で降りた記憶があります。
出雲大社で思ったより時間をとったので、タクシーの運ちゃんに急いでもらって、なんとか飛行機の時間にぎりぎり間に合いました。
そんな旅だったのですが・・・
その後、20年近く経って、大社駅で降りたというのが、記憶違いだったことに気づきました。
調べてみたら、大社駅は1990年4月に廃駅になっていたのです。
古い大社駅の印象は、どこか他の駅の記憶とすり代わっていたのでしょう。
でも、出雲市駅の近代的な駅舎の写真を見ても、記憶がまったくありません。
単なる記憶違いだと思うのですが、場所が場所なので、きつねに化かされたような、ちょっと神秘的な感じがしています。