あおり運転対策

昨日のテレ朝の「ビートたけしのTVタックル」は、今週の国民が怒っているニュースと言う事で、「あおり運転」と「謎の餌やりグループ」を取り上げていました。
どうも、常磐道の事件以来、「あおり運転」がホットな話題となっているみたいですね。

なんでも、単なる「あおり運転」で、異例の全国手配される位、常磐道の事件は衝撃的だったようです。
おかげで、ドライヴレコーダーの売り上げは急上昇だとか・・・少し前に書いたように、私は既に購入してしまったのですが・・・会社の同僚でも、新しく購入したという人がチラホラ。
もっとも、あの映像をみると、車内の様子も映っているので・・・・よく売られているタイプと違って、そういう機能がついているドライヴレコーダーでないと、同様な傷害事件に対応できないと思います。

ちなみに、個人的には、世間がちょっと騒ぎすぎなんじゃないかな?という感じも・・・別に、大勢の命が奪われるような事でもないので・・・日本は平和だなぁ、と思ってしまいました。
そういえば、番組では、世界各地で記録された「あおり運転」の映像も紹介されていましたが・・・中国で記録された「あおり運転」の映像なんか、激しいですね。

なんでも、海外では、「あおり運転」に対する罰則は厳しいようで、日本でも厳罰化の声が上がっているようです。
もっとも、どこからが「あおり運転」なのか?という線引きが難しい上に、実際に事故などの具体的被害が起きていないため、予防とするには法制化が大変なようです。

今回の常磐道の事件の宮崎容疑者のような性格の人は、別に運転をしていなくても、周囲の人に迷惑を及ぼす可能性があるのですから、免許の取り消しなんていう罰則で意味があるのか?という疑問もあります。
こういったタイプの人間に対しては、「あおり運転」とは別に、なんらかの対処を考える必要があると思います。

確かに、ハンドルを握ると性格が変わるというタイプの人間もいることは事実です。
そういったタイプの人については、免許更新時に性格分析テストなんかで、注意を促すようにした方が良さそうですね。
丁度、高齢者ドライバーに対する、認知症テストなどと同じような扱いですね。

ところで、先日、比叡山までドライヴした時に思ったのですが・・・人間って、不完全なものだから、これだけ多くの車が走っているのに、滅多に事故が起きない方が不思議だという事です。
性格が不安定な人以外にも、体調の悪い人もいるはず、急病や居眠りもあるはず・・・もちろん、ちょっとした見落としなんかはしょっちゅうあるでしょう。
そう考えると、多くの不完全な人間であるドライバーが、事故を起こさないように、必死に頑張って運転しているのは、健気な気がします。

やはり、そんな人間たちに運転を任せるよりは、早期の自動運転の導入が必要ですね。
そうなれば、「あおり運転」もなくなるはず・・・