昨年聴いた洋楽新譜CD

昨日の新型コロナ死者数456人が過去最多を更新したとか・・・オミクロン株は重症化しないなんて言って行動制限しなくて、本当に大丈夫か?と思ってしまいます。

東京など大都市の感染者数が減っていたのは帰省した人が多いし、医療機関も休みが多かったせいのようです。

 

さて、年も明けたので、昨年聴いた新譜CDについて書きます。

もちろん、私の事ですから、洋楽中心で年配のミュージシャンが多いです。

 

やはり、ジャケット・デザイン等も楽しめるし、物として残るから、相変わらずCDを購入しています。
もっとも、CDショップが少なくなり、置いてあるアルバムも有名な物に限られるのが悩みですね(レコード世代なので、暇なときにお店に入ってジャケ買いするなんて事ができなくてさみしいです)。

 

で、数少ない昨年聴いた新譜について・・・どうやら、2022年はコラボが特徴だったような気がします。
そもそも、発売自体は一昨年ですが、聴いたのが昨年になるコールドプレイの「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ」・・・BTSとのコラボ曲「マイ・ユニバース」に興味があったのですが・・・他の曲も含めてトータル・アルバム的でよかったです。
夏の定番ジャック・ジョンソンの「ミート・ザ・ムーンライト」もブレイク・ミルズとのコラボで新境地でした。

極め付けがジェッフ・ベック・アンド・ジョニー・デップの「18」・・・ジョニー・デップというと俳優のイメージがあったので意外でしたが、素晴らしい出来栄えでした。

 

ベックといえばオジー・オズボーンの「ペイシェント・ナンバー9」でのコラボ曲も良かったです。
なんでも、オジージミー・ペイジにも声をかけたのですが、コラボは実現しなかったそうです。
でもクラプトンとのコラボは実現したので、どんな演奏か?興味津々で・・・結果はクリーム時代を彷彿とさせるワウを多用した演奏が見事マッチしています。


クラプトンといえば、1994年11月のサンフランシスコ・フィルモアのライヴ盤「ナッシング・バット・ザ・ブルース」もありましたね。 
でも、ライヴ盤といえばローリング・ストーンズの1977年3月トロントのクラブでの「ライブ・アット・エル・モガンボ」が、絶頂期の演奏で秀逸でした。

 

かつてのビッグネームといえば、デフ・レパードの7年ぶりの新譜「ダイヤモンド・スター・ヘイローズ」とか・・・なんと11年ぶりのジャーニーの新譜「フリーダム」もありました。
どちらも、相変わらずといった感じで出来は良いのですが、なんか進化してないなぁと思ってしまいました。

 

その点、6年ぶりレッド・ホット・チリ・ペッパーズの新譜「アンリミテッド・ラヴ」は待ったかいがありました。
少し後にレッチリが新譜でエディの追悼曲を演っているという記事があって、そんな曲入ってなかったと思ったら・・・続けざまに「リターン・オブ・ドリーム・カンティーン」というアルバムが出ていました。
慌ててCDショップに買いに行ったら迷いました・・・記事に載っていたのは海外盤のジャケット写真で日本盤はジャケットが違っていました。

個人的には、「リターン・オブ・ドリーム・カンティーン」は勢いで作ってしまったような気がして、「アンリミテッド・ラヴ」の方が完成度が高いように思います。

 

あと、流行も聴こうと思ってハリー・スタイルズの「ハリーズ・ハウス」やポスト・マローンの「トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク」もCDを買いました。

良いのは判るのですが・・・昔のロックのような熱さが無いのが物足りないです。


そんな中、昨年一番良く聴いたんのがイマジン・ドラゴンズの「マーキュリー・アクト・1&2」です。
イマジン・ドラゴンズって名前は聞いたことがあったのですが、CDショップで目にしてアルバム2枚セット組で安かったので試しに購入しました。
なんでも、イマジン・ドラゴンズのアルバムとしては今一つヒットしなかった「マーキュリー・アクト・1」に、新たに「マーキュリー・アクト・2」を追加して2枚組にしたそうです。
でも、個人的には「「マーキュリー・アクト・1」が良くて、特にボーナス収録の「フォロー・ユー」「レックド」「エネミー」の個所が好きでハマりました。