NHK朝ドラの「ちむどんどん」が最終回を迎えました。
以前、ちむどんどんは喜劇?という事を書きましたが、その印象は変わりません。
ドラマの終了でロスになるという事は無さそうですが・・・沖縄の方言が耳に残っているので、聞けなくなると寂しいですね。
私の場合、「なんくるないさー」という言葉が沖縄の気風らしくて好きです。
最終回でも、海に向かって叫んだ暢子に、亡くなった父ちゃんの「まくとぅーそーけー、なんくるないさー」(正しい事をしていれば、なんとかなるさ)という声が聞こえてくるシーンがありました。
そういえば、沖縄相撲を引き分けと言い張って踏ん切りがつかない悟に和彦が言ったのも「まくとぅーそーけー、なんくるないさー、ちむどんどんするかしないか」でした。
(その朝、暢子が和彦に言った言葉ですね)
一般に、南の人の方が(南半球では、北の人の方が)楽観的だと言われています。
やはり北の方は、雪が降るので、冬に備えて食料や燃料を貯蔵したり、春が来るまで耐え忍ばなければならないので、楽観的になり難いようです。
私の好きなジャクソン・ブラウンの「Take It easy」(イーグルスのヒットで有名)もウェストコーストを代表する曲となっていて、「なんくるないさー」と通じる楽観的な感じがします。
もちろん、そういう傾向があるというだけで、南の人の中にも違う性格の人もいます。
「ちむどんどん」の主役を演じた黒島結菜さんも、実は落ち着いていて冷静でシャイだったのが、役に引っ張られれて性格が明るくなったとか・・・
普通、オーデションで役のセリフなどを演じて選ばれるのですが、今回は沖縄出身という事で黒島さんに決まったとか・・・ある意味、ミスキャストだったような感じもしないではありません。
そういえば、「ちむどんどん」は喜劇?という事を書いた時、美男美女の役者を揃えたから、コミカルな演技が今一つと述べたのですけど・・・誰が配役を決めたのか判りませんが、プロの役者なんだから「なんくるないさー」と楽観的にキャスティングしたのかもしれませんね。
ところで、私の場合、ギターを購入するときは衝動買いです。
ピンときた時に思わず買ったギターの方が当たりが多いのですが・・・あれが欲しいと計画して購入したギターは、結果としてハズレが多いからです。
で、衝動買いするときはカードで購入し、支払いはなんとかなるだろうと思っているのですが・・・後でひもじい思いをする事も・・・何故か、こんな時だけ、南の人のように楽観的な性格なのです。
これからは、衝動買いするときに「なんくるないさー」という言葉が頭に浮かびそうです。