展覧会二つ

前回、国立新美術館で開催されている「メトロポリタン美術館展」を観に行って、結構良かったという事を書きました。

気をよくして、ゴールデンウイークで時間に余裕もあるので、ネットでまだ時間指定予約がとれそうな展覧会を調べて観に行ってきました。

 

行ったのは、上野の東京国立博物館で開催されている「空也上人と六波羅蜜寺」展と世田谷美術館で開催している「ピーターラビット」展です。

もっとも、欲を出して観に行ったせいか、両者ともそれなりって感じで、そんなに感激はありませんでした。

 

空也上人と六波羅蜜寺」展は、会場が広い平成館とかではなくて、狭い本館特別5室だったので、展示数も少なく、混雑していました。

口から念仏「南無阿弥陀仏」を表す小さな仏像を5つ出している事で有名な、空也上人立像ですが・・・写真で見たときに短足なのが気になって、どうせ写し方の問題だろうと思っていたのですが・・・実物を下から見上げても、リアルな造形なのに、やはり短足でバランスが悪かったです。

他にも閻魔大王像や平清盛像など展示数は少なかったですけど、見どころはありました。

 

ピーターラビット」展の方は、シリーズ最初の絵本の原画(再版で新たに含まれた原画も含む)を全て展示してあるのが目玉でしたが・・・大抵の展示会では、人の後ろからでも眺められるのですが・・・原画が小さくて、顔を近寄らなければよく見えないのが難点でした。

子供の日が近い事もあり入館者に子供が多く・・・お気に入りの絵の前に陣取って動ない子が多くて困りました。

 

そんなわけで、展覧会自体は今一つでしたが・・・天気も良かったので、上野公園や砧公園を歩くのは気持ちが良かったです。

 

空也上人と六波羅蜜寺」展 作品リスト、チケット

 

ピーターラビット」展 チラシ、作品リスト