旧宣教師館

昨日は、居間のテレビが壊れた事や、今まで通っていた歯医者が移転し新しい歯医者に行ったら混んでいて大変だったという話を書きました。
しばらく、食事中にテレビを視れないし・・・歯のブリッジが無いままでの食事になりそうです。

そういえば、昨日届いた役所からの手紙は、母の後期高齢者医療保険料の督促状でした。
てっきり母の年金から自動的に引かれるのだと思っていたら・・・金額変更があった場合には、窓口支払いなのでした。
ちゃんと調べていなかったのが悪いのですが・・・会社を休んで支払いに行かなければならなさそう・・・なんか、ツイていない事が続きますね。

ところで、昨日のテレ東の「新美の巨人たち」は「池袋 名建築タイムトリップ」というタイトルでした。
実は、通勤時に手前の駅で降りて歩いているのですが・・・池袋周辺も、よく歩くことがあります。
番組で紹介された建物のなかで、サンシャイン60や豊島区庁舎は、いやでも目に入ってくるのですが・・・自由学園朝日館は一度だけ前を通った事があるだけ・・・その時は、どこかの学校関係の建物だろうと思っていたのですが・・・まさか、フランクリン・ロイド・ライトの設計だなんて知りませんでした。

そして、雑司ヶ谷旧宣教師館は、お気に入りの建物なので、よく前を歩きます。
ちなみに、この建物に向かうとき、番組の案内役のシシド・カフカさんは雑司ヶ谷墓地の方から向かったのですが・・・私の場合、不忍通りを歩いていて、遠くに日本女子大学生寮の煙突と給水塔が良い雰囲気に見えたので・・・もっと良く見ようと歩いていたら、旧宣教師館という表示があったので、興味を持ってその方向に行ったら、住宅街の中に不意に現れて、ちょっと感動した事を憶えています。

もちろん、朝の時間は開館していないので、中に入った事はありません。
だから、中は一体どうなっているのだろう?と、思っていたので・・・昨夜の番組で、内部を視る事ができて嬉しかったです。

実は、この建物が好きな理由は、数ある古い西洋建築物の中でも、アーリー・アメリカン調だからです。
私の中では、ナザレスのマーチンの旧工場なんかを彷彿とさせて、アメリカ製のビンテージ・ギターに通じるものを感じさせるのです。
そのため、昨夜の放送で内部が映し出されたとき、まさか、書斎の天井に竹が使ってあるなんて驚きでした。

お気に入りの建物が番組で取り上げられて、内部も視れたなんて、ツイていない事ばかりでも無かったですね。
ちなみに、この建物、正面入り口側から見たときも良いのですが・・・庭側の通りに周って観た方が好きです。

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庭側から観た旧宣教師館

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旧宣教師館の入り口

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日本女子大学生寮の煙突と給水塔

ツイていない?

昨日は、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄したのは、そんなに驚くほどの事では無いように思う、という事を書きました。
おそらく、文在寅大統領の夢は、北朝鮮との平和統一なので、韓国民の統一の機運を高めるために、日本との関係悪化を利用していると思われるからです。

さらに、米韓合同演習に抗議するため、北朝鮮が飛翔体を発射したり、再び文大統領とは対座しないと表明した事から、北朝鮮の御機嫌をとるために、GSOMIAを破棄したのでしょう、とも書きました。

で、今日、北朝鮮が、また飛翔体を発射したのには、驚きました。
そもそも、北朝鮮が短距離ミサイルを発射するのは、トランプ大統領に対するアピールではなく、文大統領へ対するアピールだと思っていたのですが・・・まるっきり、文大統領の思いを無視したような態度だったからです。
金正恩委員長は、トランプ大統領に書簡で、米韓合同演習が終わったらミサイル発射はやめると言っていたのですけど、それも破ってしまったので・・・まるっきり、私の予想は外れてしまいました。

そういえば、個人的に、今日はツイていない事が多かったです。
朝、起きて居間のテレビを点けたら、しばらくしたら画面が消えてしまったのです。
調べてみたら、主電源が切れており・・・コンセントを入れなおしてみたら、一瞬映るのですが、すぐに切れてしまいます。
数か月前に、自分の部屋のテレビが壊れて買い替えたばかりなのに・・・今度は、居間のテレビが壊れてしまいました。
いつも、食事中に居間のテレビを視ているので不便です。

先日、歯のブリッジを紛失した事を書きましたが・・・昨夜、歯医者に行こうと思って、ネットで予約しようとしたら、これまで通っていた歯医者は移転していたので、しかたなく他の歯医者を予約して、今朝、その歯医者へ行ったのですけど・・・混んでいて2時間近くかかり・・・次回の予約は2週間後・・・さらに、ブリッジを飲み込んでしまった可能性があると言ったら、内科に行ってレントゲンを撮ってきてくださいと紹介状を渡されてしまいました。
そんなわけで、来週の土曜日にでも、内科に行かなければなりません。

歯医者の帰りに、電気屋に寄って、テレビをみたのですが・・・やはり、居間に置くなら、ちょっと大き目で4Kも視れるやつ、と思ったら・・・結構、いい値段・・・もっとも、テレビが視れないのは困るから、無理して買う事にしました。
ところが、配送は来週の土曜日になるとの事・・・別に、焦って近所の店で買わなくても良かった・・・しばらく、食事しながらテレビを視る事ができません。

文在寅大統領の夢

ニュースによると、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄する事を通告したしたそうです。
しばらく前から破棄するのでは?という憶測がありましたが・・・実際に破棄されると、日本政府や米国など多くの関係者から、驚きの声が上がっています。

個人的には、そんなに驚くほどの事?と思っています。
もっとも、GISOMIAについて、そんなに詳しく無いし、その重要性なども、報道された程度しか知らないから、そう思うのかもしれません。

少し前、韓国の文在寅大統領が「北朝鮮との経済協力で平和経済を実現し日本に追いつく」と発言した事について、それが文在寅大統領の本音だろうと書きました。
つまり、無茶苦茶な事を言って日本叩きをするのは、韓国国民の間で南北統一の機運を高めようとする意図があるのでしょう。
だから、北朝鮮との融和の妨げになるGSOMIA破棄の声が韓国国民の中から上がるように仕向けて、それを実施しただけのように思えます。

ちなみに、「北朝鮮との経済協力で平和経済を実現し日本に追いつく」という発言に対して、北朝鮮は「合同軍事演習が行われている時に、対話や平和という言葉をどんな体面で吐き出すのか。本当にずうずうしい人だ」と言って、再び対座しないと表明しました。

米韓合同演習に対して、北朝鮮が新型の短距離ミサイルと思われる飛翔体を続けざまに発射した意味について、良く判らなかったのですが・・・あれは、米国に対するアピールではなく、韓国に対するアピールだったのですね。
当然、短距離ミサイルの射程距離に韓国は含まれるので・・・韓国政府にとっては脅威だったでしょう。

そして、上記の再び対座しないという発言・・・朝鮮統一を夢見る文政権にとっては、大打撃だったはず。
しかし、米韓合同演習を止める訳にもいかないので・・・代わりにGSOMIAの破棄により、北朝鮮の御機嫌を取ろうと思ったのでしょう。

以前も書きましたが、金正恩委員長は体制を守るために核兵器を放棄するつもりは無いし、トランプ大統領も交渉を長引かせて北朝鮮内での金正恩委員長の権威失墜を狙っているので、北朝鮮が核を放棄するなんて信じていないでしょう。
そんなキツネとタヌキのばかしあいの中・・・唯一、北朝鮮が核を放棄すると期待しているのが文在寅大統領だと思います。

もちろん、金正恩委員長は短距離弾道ミサイル核兵器を搭載して、韓国国民も支配する事を狙っていると思うのですが・・・人間は見たくない無い物は見ないと言いますが・・・文在寅大統領も南北朝鮮の平和統一を夢見ているため、短距離弾道ミサイルに効果があってもGSOMIAなんて不要に思えてしまったのでしょう。

甘やかされた暮らし

今日、帰宅してテレビを点けたらNHKの「所さん!大変ですよ」という番組で、パンダがグルメだという話をしていました。
ご存知のように、パンダの主食は竹ですが・・・パンダ一頭毎に好みの竹の種類があり、それも新鮮な物でないと見向きもしないそうです。

さらに、その好みの竹を与えても実際に食べるのは一部だけで、後は目もくれないで食べ残すとか・・・パンダ1頭が1日に食べる量は20kgなので・・・動物園では、大量の竹を入手しなければならないそうです。
ちなみに、食べ残した竹は、カピバラの餌になるそうで・・・カピバラの本来の生息環境では、竹など見た事が無いはずですが・・・どんな種類の竹でも、喜んで全部食べてくれるそうです。

番組のなかで、木村佳乃さんに「生まれ変わるなら、パンダになりたいか?カピバラになりたいか?」と、訊いていましたが・・・その答えは、「馬になりたい」でした・・・なんでも、木村佳乃さんは馬が大好きなそうです。
ちなみに、私だったら・・・カピバラになりたいですね。
やはり、何があるか判らない世の中を生き延びる生命力を考えたら、カピバラに軍配があがると思います。

もっとも、パンダは本来肉食動物であったのですが、強い肉食動物に追われ高山へ生息地域を移したところ、食べられるのが竹しかなかったため、それが主食となったそうです。
そう考えると、本当は竹の種類等に好き嫌いは無かったはず・・・今の様なグルメな生態になったのは、「客寄せパンダ」という事で、人間が甘やかして飼育するようになった結果なのかもしれません。

ここのところ、戦争中に悲惨な思いをした人の事などについて書いてきましたが・・・どうも、現在の私たちの食事も、甘やかされて、グルメになってしまったような気がします。
当時よりも栄養も良く、見た目は良くなったのですが・・・食べ物の好き嫌いが多い、今の子供達の姿が、なんとなくパンダと重なってしまいます。

そういえば、パンダは寒冷地に生息するので、動物園でも強力な冷房装置を入れており、床には氷が出来るぐらいの箇所も作ってあるそうです。
地球温暖化により平均気温が上がったとはいえ、冷房が無いと生活できなくなった私たちの暮らしも、パンダ同様に甘やかされているような気がします。
扇風機だけしか無い満員電車とか、三角窓から入る風しかなかったマイカーなんて、今では絶対耐える事が出来ないですよね。

拝謁記

昨日は、オリンピックを国威の高揚に使われる事が多いという事を書きました。
どうも、メダルの数を競う傾向がありますが・・・お金持ちの国の選手が良い結果を残すのは当たり前のような気がします。

自国の頑張った選手を応援するのも良いですが・・・頑張った他国の選手の活躍や素晴らしい試合などを楽しむようにしたいものですね。
そもそも、この話・・・終戦の日関連で、戦時中に悲惨な目にあった人をとりあげた番組が多いのですが・・・対象は日本人に限られ、公平な観点から、占領地などで悲惨な目に遭った現地の人についても取り上げた方が良いのではないか?と思った事が始まりです。

ここのところ、NHKが入手したと言う、初代宮内庁長官田島道治氏による昭和天皇とのやり取りを記録した「拝謁記」が話題となっています。
昭和天皇が公の場で、戦争への反省や悔恨を述べた事がなかったので・・・「拝謁記」に記された、そのような思いが新たなる発見となるようです。

これに対して、一部には、NHKによるねつ造だとか、曲解だとか主張する人もいるみたいです。
もちろん、公式な記録では無いし・・・昭和天皇も人間なので、気持ちが揺れ動く事もあったと思うので、この「拝謁記」を持って、昭和天皇が反省していたとか、悔恨していたと言い張るのも変な気がします。

報道される内容によると・・・昭和天皇自身よりも、田島元宮内庁長官の方が、象徴天皇という存在について、よく理解していたようですね。
もし、昭和天皇がその思いを公式に発言していたら、政治的な影響は大きかったような気がします。
そういった意味では、オリンピック同様に、天皇という存在もナショナリズムの高揚に利用されやすいので気をつけたいところですね。

個人的には、報道された昭和天皇の反省は、国民に対する思いばかりで、やはり戦争で悲惨な目に遭った他国の人に対する思いが少なかったような感じなのが、ちょっと残念な感じがします。
南京事件についても触れていましたが・・・ちょっと他人ごとのような印象です)
もっとも、そんな思いを公式に表していたら、やはり政治利用されただろうから・・・あまり語らなかったのが、正しい判断だったのでしょう。

オリンピックとナショナリズム

昨日は、戦争で悲惨な思いをした人は、今まであまり語られなかったような人も沢山いたようだという事を書きました。
現在の幸せな日本は、そういった人の犠牲の上に成り立っている事を忘れてはいけないと思います。

歴史に残るような戦時中の事件に限らず、当時の庶民の暮らし等を取り扱った番組が増えている事は良い事だと思うのですが・・・悲惨な思いをした日本人ばかりに焦点を当てているのが、ちょっと不満です。
もっと、グロ-バルで公平な観点から、戦争で悲惨な思いをした他国の人も、同様に取り上げて欲しいと思います。

どうも、トランプ大統領に代表されるような自国第一主義の台頭により、世界的にナショナリズムが強まっているような気がします。

そういえば、日曜日のNHKスペシャルは「戦争と”幻のオリンピック” アスリート 知られざる闘い」というタイトルで、戦争の激化で中止となった、1940年の東京オリンピックと、出場を諦めた選手たちを取り上げていました。
もちろん、当時はナショナリズムがもっと強く、オリンピック選手は国の威信を背負っていましたが・・・出場できなかった水泳選手は、国同士の競い合いではなく、記録会という形で自分との闘いを行ったそうです。

この記録会を主催したのが大河ドラマ「いだてん」でもお馴染みの松澤一鶴氏だったそうです。
そして、松澤氏は戦争で多くの教え子の水泳選手が命を失った事から、戦後になってやっと開催できた東京オリンピックの閉会式で発案したのが・・・国ごとの行進ではなく、各国の選手が入り混じって手を取り合い行進する「平和の行進」だったそうです。

以前も書きましたが、オリンピックって、ナショナリズム発揚に利用される事が多いですね。
もちろん、頑張っている日本の選手を応援するのは良いのですが・・・同様に、頑張っている外国人選手も応援したいし・・・良い試合を繰り広げてくれる事が一番だと思います。

日本政府のように、メダルの個数に拘り、大金をかけて強化プログラムも行うのは、なんか変だと思います。
メダルの数が多いから、日本人が優秀だなんて思わせたいのでしょうか?
良い練習施設があり、良い器具を使い、良いコーチがいれば、良い成績を残すのは当然です。
それで、お金の無い国の、ろくに練習もできない選手に勝っても、素直には喜べません。
そもそも、世界には、女性がスポーツをするなんて論外という国や子供が働かなければならず運動なんてできない国が沢山ある事も忘れてはいけませんね。

戦争で悲惨な思いをした人

昨日は、上野の森美術館へ行った時に上野駅の地下道を見て、テレビ番組でとりあげていた戦災孤児を思い出した事を書きました。
傷痍軍人などもそうですが・・・今にして思うと、国による生活保障などが不十分で無かったのか?なんて思ってしまいます。

そういえば、先日、ニュースで、終戦直後の満州における接待所という施設で、他の開拓民を守るためにソ連兵の相手をさせられた女性たちの話を取り上げていました。
その方たちは、恥ずかしさから、戦後、ずっと隠してきたそうですが・・・今になって、その体験を後世に伝えたいと思う様になったそうです。

以前、従軍慰安婦問題について、韓国人の慰安婦の何倍も日本人の慰安婦がいたはずなのに・・・その人達の保証はどうなっているのだろう、と書いたことがあるのですが・・・どうやら、掘り起こせば、当時、このような悲惨な目にあった人は、様々あって・・・その人達の犠牲の上に、今の幸せな日本は出来上がっているようです。

もちろん、韓国の従軍慰安婦や徴用工だけが悲惨という訳ではなく、日本人だって悲惨な思いをしているんだぞ、なんて主張したい訳ではありません。
従軍慰安婦の中には、中国や台湾など、他の国出身者もいたし・・・ソ連兵と似たような事は、日本兵だって占領した土地で行っていたのでしょう。
戦災孤児傷痍軍人だって、他の国でも大勢いたはずです。

最近、終戦の日にちなんだテレビ番組なんかで、戦時中の歴史に残るような出来事に限らず、庶民の暮らしも取り上げるようになってきたのは、良い傾向だと思います。
しかし、気になる点もあります。
なんか、戦争で悲惨な思いをした日本人の事ばかり、取り上げられているような気がするのです。
これも、トランプ大統領などに代表される自国第一主義の影響なのでしょうか?

日本人と同様に、他の国で戦時中に悲惨な思いをした人についても、取り上げるべきだと思います。
もちろん、過去の戦争で日本が行った事について、自虐的な意識を持てという訳ではありません・・・日本人という民族的な観点でなく、もっと、グローバルで公平な立場で扱った方が良いと思うのです。

戦争に負けたから悲惨だったという訳ではなく、もし勝ったとしても、全体としてみれば、悲惨な思いをする人が多く発生するのが戦争というものだ、という事をはっきりさせた方が良いと思います。
なんか、自国第一主義などにより、最近の世界情勢は、紛争解決の手段として戦争もやむなしというような考えが増えているような気がします。